陶の谷駅(すえのたにえき)は、かつて福井県丹生郡宮崎村蝉口(現・越前町)にあった福井鉄道鯖浦線の駅(廃駅)である。
歴史
- 1928年(昭和3年)11月8日:鯖浦電気鉄道の駅として開業。当時は陶ノ谷駅と表記(表記変更の時期は不明)。
- 1945年(昭和20年)8月1日:会社合併により、福井鉄道鯖浦線の駅となる。
- 1972年(昭和47年)10月12日:西田中 - 織田間廃止に伴い廃駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅であった。
駅跡
町の指定史跡となっており、プラットホームはそのまま残されて線路も敷かれ、往年の構内の雰囲気が再現されている。
隣の駅
- 福井鉄道
- 鯖浦線(廃止)
- 佐々生駅 - 陶の谷駅 - 樫津駅
脚注
参考文献
- 島津敞史『汽笛百年ふくい鉄道史』福井新聞社、1982年
- 鉄道省「昭和12年10月1日現在 鉄道停車場一覧」1986年、鉄道史資料保存会覆刻
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』 6 北信越、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790024-1。
- 寺田裕一『新 消えた轍-ローカル私鉄廃線跡探訪-』 7 北陸、ネコ・パブリッシング、2010年。ISBN 978-4-7770-1091-2。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅
外部リンク
- えちぜん観光ナビ 陶の谷駅跡 - 越前町観光連盟




