2014年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第66回大会となる。

マルク・マルケスがマニファクチャラーズのホンダと共にMotoGPのディフェンディングチャンピオンとしてシーズンを戦う。ポル・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスはそれぞれMoto2、Moto3のディフェンディングチャンピオンであるが、エスパルガロはMotoGP、ビニャーレスはMoto2へと両名ともステップアップした。

グランプリ

国際モーターサイクリズム連盟は19戦からなる暫定カレンダーを2013年10月2日に発表した。カレンダーは2013年12月13日に改訂され、2014年2月24日に再び改訂された結果、18戦となった。

2014年のカレンダーは当初、南米でのグランプリが2戦追加され、2004年以来になる予定であった。アルゼンチンGPは新たにアップグレードされたアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで4月27日に行われ、ブラジルGPはアウトドローモ・ネルソン・ピケで9月28日に行われる予定であったが、ブラジルはサーキット改修の遅れで後にキャンセルされた。前年までMotoGPクラスのみが開催されていたラグナ・セカ戦は今シーズン行われない。

MotoGP

エントリーリスト

2014年シーズンはレギュレーションが改定される。プロトタイプは「ファクトリー」クラスに改定され、クレーミングルールチームは「オープン」クラスに改定された。全ての車両が承認されたECUユニットを使用し、「オープン」クラスは標準化されたECUユニット、「ファクトリー」クラスは自身のカスタムソフトウェアの使用が可能である。「ファクトリー」クラスは使用できるエンジンの数が12基から5基に縮小され、その5基の設計は凍結される。燃料の使用量も24リッターから20リッターに縮小された。

前年度にドライ路面での勝利を達成しなかったマニファクチャラーまたは新規参入マニファクチャラーは、ファクトリー仕様のオプションでオープンクラスに参加可能となった。これらの利点は勝利数または表彰台数によって縮小される。

ドゥカティ・チームとプラマック・レーシングはオープンクラスにエントリーする予定であったが、改訂規則は両チームが最終的にファクトリークラスにエントリーすることを意味した。

暫定エントリーリストは2013年11月20日にF.I.M.から発表された。改訂リストは2014年1月14日に発表された。チームはライダーが「ファクトリー」と「オープン」のどちらにエントリーするかを決定する期限の2月28日まで時間があった。最終エントリーリストは同日発表された。

チームの変更

  • アスパー・レーシングチームとカルディオンABモトレーシングはホンダにスイッチ、ホンダ製のオープン仕様マシン、RCV1000Rを使用する。
  • グレシーニ・レーシングは2013年はFTR製シャシーにホンダエンジンを搭載したマシンでCRTクラスに参加したが、2014年シーズンは全ホンダ製でオープンクラスに参加する。
  • イオダレーシング・プロジェクトはセカンドライダーにレオン・キャミアーを起用して2台体制で参加する予定であったが、資金不足のため1台体制で参加することになり、最終エントリーリストにキャミアーは入らなかった。

ライダーの変更

  • ニッキー・ヘイデンはドゥカティ・コルセからアスパー・レーシングに移籍、カル・クラッチローはヤマハ・テック3からドゥカティ・コルセに移籍し、ヘイデンの後任となった。
  • 2013年シーズンのMoto2チャンピオン、ポル・エスパルガロがMotoGPクラスにステップアップ、ヤマハ・テック3に加入した。
  • アレイシ・エスパルガロはアスパー・レーシングからフォワード・レーシングに移籍した。
  • 青山博一はアヴィンティア・ブルセンスからアスパー・レーシングに移籍した。
  • ブライアン・スターリングがグレシーニ・レーシングから離脱、後任として2013年シーズンMoto2クラス2位、スコット・レディングが加入した。
  • ヨニー・エルナンデスはプラマック・レーシングに移籍した。
  • ベン・スピーズは2013年シーズン限りで引退した。
  • マイク・ディ・メッリオはMotoGPにステップアップ、アヴィンティア・レーシングに加入した。
  • ブロック・パークスはポール・バード・モータースポーツからMotoGPにデビューした。

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参照

外部リンク

  • The official website of Grand Prix motorcycle racing

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