仙北町駅(せんぼくちょうえき)は、岩手県盛岡市仙北2丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅。
東北新幹線開業前は、急行「もりおか」1往復が停車していた。
歴史
- 1915年(大正4年)1月5日:開業する。
- 1968年(昭和43年)9月1日:営業キロが変更され、盛岡駅方に0.1キロメートル移動する。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1990年(平成2年)3月24日:東西自由通路の供用を開始。盛岡市の事業費は2.2億円。橋長109.4メートル、幅員3.8メートルの鋼桁構造で階段とスロープにより歩行者と自転車が通行可能。
- 2005年(平成17年)
- 3月10日:業務委託駅となるとともに、仙北町駅長(盛岡駅助役待遇)を廃止。
- 4月1日:「パーク&ライド」を廃止する。
- 2011年(平成23年)3月:駅にあったキオスクが閉店。
- 2015年(平成27年)7月9日:自由通路にエレベーターが設置され、供用開始。
- 2023年(令和5年)5月27日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2024年(令和6年)
- 3月15日:みどりの窓口の営業を終了。
- 3月16日:終日無人化。
- 10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
- 2026年(令和8年)春以降:ホーム用エレベーターおよび自由通路と跨線橋を接続するスロープの供用を開始(予定)。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、駅舎とホームは跨線橋で連絡している。また、盛岡市が区画整理事業に伴い1990年(平成2年)に設置した東西自由通路が跨線橋の南側にある。同通路は橋上駅化を見据えて建設したとされるが、市やJRに対しては、駅施設の橋上化およびバリアフリー化の要望が地域団体よりなされていた。その結果、2015年(平成27年)に自由通路へエレベーターが設置された。さらに、2026年(令和8年)春以降に、ホーム用エレベーターのほか、東西自由通路と跨線橋を接続するスロープが供用される予定である。
盛岡駅管理の無人駅である。無人化される前までは、JR東日本東北総合サービスが委託する業務委託駅で、みどりの窓口と自動券売機が設置されていた。駅舎には簡易Suica改札機がある。
駅の東西には、広場が設置されている。
のりば
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
盛岡市街地の中にある。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■東北本線
- □快速「はまゆり」(53・54号のみ停車)・■普通
- 岩手飯岡駅 - 仙北町駅 - 盛岡駅
- □快速「はまゆり」(53・54号のみ停車)・■普通
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 仙北町(せんぼくまち) - 秋田県仙北郡にあった町。当駅名はこの地域からの移住者が多いことに由来する。
外部リンク
- 駅の情報(仙北町駅):JR東日本




