ホウオウアマゾン(欧字名:Ho O Amazon、2018年2月12日 - )は、日本の競走馬。2021年のアーリントンカップの勝ち馬である。
馬名の意味は、冠名+アマゾン。
経歴
2018年のセレクトセール当歳セッションにて、小笹芳央に1億4000万円(税別)で落札された。
2歳(2020年)
6月14日、阪神競馬場での2歳新馬戦でデビューし、2着。2戦目で初勝利を挙げ、秋に入って9月19日の野路菊ステークスでは好スタートから先手を奪うとそのまま逃げ切り勝ちを収め、2連勝となった。続くデイリー杯2歳ステークスではレッドベルオーブの2着、朝日杯フューチュリティステークスではグレナディアガーズの9着に終わった。
3歳(2021年)
この年はアーリントンカップから始動し、レースでは直線で先頭に立つと最後は追い込んできたリッケンバッカーの追撃を振り切り重賞初制覇を果たすとともに、NHKマイルカップへの優先出走権を獲得。また管理する矢作芳人にとっても、この勝利がJRA通算700勝となる節目の勝利となった。5月9日のNHKマイルカップは9着であった。夏は休養に充てスワンステークスで復帰、古馬との初対戦となったが、スタートから先手を取るとダノンファンタジー、サウンドキアラには交わされたが3着に粘った。続くマイルチャンピオンシップでも逃げを打ったが後続に捕まり5着に敗れた。次走、阪神カップは直線でいったん先頭に立ったもののグレナディアガーズに交わされ2着に敗れた。
4歳(2022年)
4歳初戦となった東京新聞杯は12着と惨敗、続くマイラーズカップは1番人気に推され、積極的に2番手を進んだが、ゴール前で外からソウルラッシュに差され2着に惜敗した。その後は安田記念に出走したが12着に終わった。
夏は休養に充て、6か月ぶりとなったスワンステークスは10着、さらにマイルチャンオンシップは15着と2戦連続二桁着順に終わった。
5歳(2023年)
5歳初戦、初めてのダート挑戦となった根岸ステークスは12着と惨敗。国分優作と初コンビとなった阪急杯は好位から競馬を進め、3着と久々に馬券圏内に入った。その後、オーストラリアに遠征し4月15日のオールエイジドステークスに出走。道中は後方で脚を溜めるも直線で伸びを欠き7着に終わる。帰国後、7月の中京記念は14着、12月の阪神カップでは17着と共に二桁着順に沈んだ。
6歳(2024年)
年始の中山金杯では前年の阪急杯以来となる掲示板を確保したが、2月18日の小倉大賞典ではスタート直後につまずいて鞍上の佐々木大輔が落馬し競走中止となった。その後は2桁着順が続き、最後の出走となった札幌記念から2ヶ月後の10月16日付で競走馬登録を抹消された。引退後は宮崎県で種牡馬となる予定であるが、繋養先は未定である。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、Racing.comおよびRacing Postの情報に基づく。
- 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
- 海外のオッズ・人気は現地主催者発表のもの(日本式のオッズ表記とした)
血統表
- 母ヒカルアマランサスは2010年京都牝馬ステークス勝ち馬。
- 叔父にカレンミロティック(金鯱賞)。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post


