ウォーカー・ロス・ケスラー(Walker Ross Kessler, 2001年7月26日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロバスケットボール選手。NBAのユタ・ジャズに所属している。ポジションはセンター。
経歴
ハイスクール
高校4年目のシーズンに平均17.8得点、9.3リバウンド、5.2ブロックの成績を記録し、チームを州大会優勝に導いた。ジョージア州のミスター・バスケットボールとゲータレード年間最優秀選手賞を受賞し、マクドナルド・オール・アメリカンにも選出された。
リクルート
世代トップクラスのセンターとして注目を集めた。デューク大学、ミシガン大学、バージニア大学、ヴァンダービルト大学などからのオファーを断り、ノースカロライナ大学へ進学した。
カレッジ
ノースカロライナ
2021年3月10日のACCトーナメントのノートルダム大学戦で16得点、12リバウンド、8ブロックを記録し、ACCトーナメントにおける1年生の1試合最多ブロック記録を更新した。1年目の2020-21シーズンは平均4.4得点・3.2リバウンドの成績を記録した。
オーバーン
2年目のシーズン開幕前にオーバーン大学へ転校した。他にはゴンザガ大学からもオファーを受けていた。
2021-22シーズン、2021年12月29日のルイジアナ州立大学戦で16得点、10リバウンド、11ブロックのトリプル・ダブルを記録した。このシーズンはネイスミス・カレッジ最優秀守備選手賞を受賞し、シーズン終了後に2022年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。
NBA
ユタ・ジャズ
2022年6月23日に行われたドラフトにて1巡目全体22位でメンフィス・グリズリーズから指名され、その後トレードで交渉権がミネソタ・ティンバーウルブズへ移動し、さらに7月7日にルディ・ゴベアとのトレードで交渉権がユタ・ジャズへ移り、同月9日にジャズとのルーキー契約に合意した。
2023年1月16日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でキャリアハイとなる20得点、21リバウンドを含む4アシスト、2ブロックのダブル・ダブルを記録し、チームは126-125で辛勝した。3月25日のサクラメント・キングス戦でキャリアハイを更新する31得点を含む11リバウンドのダブル・ダブルを記録したが、チームは113-121で敗れた。
家族
父のチャドと叔父のアレックは元バスケットボール選手で、共にジョージア大学でプレーした後、チャドは1987年、アレックは1990年のNBAドラフトで指名された。チャドは開幕前に解雇されNBAでの出場はなかったが、アレックはマイアミ・ヒートで4年間プレーした。
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
カレッジ
脚注
外部リンク
- Auburn Tigers bio
- North Carolina Tar Heels bio
- USA Basketball bio


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