ヒカルアヤノヒメ(欧字名:Hikaru Ayanohime、2004年4月10日 - 2023年11月15日)は、日本の競走馬。日本最高齢出走記録保持馬で、死亡した2023年11月の時点で日本最高齢の現役競走馬でもあった。
戦績
2006年(平成18年)11月25日、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、12着。その後年内に1回、翌2007年(平成19年)に4回未勝利戦に出走するも勝ち星を上げられず名古屋競馬へ移籍。移籍後3戦目にして初勝利を挙げた。その後大井へ移籍するも、2009年(平成21年)には再び名古屋へ戻った。
2011年(平成23年)には白銀争覇、2012年(平成24年)には尾張名古屋杯と重賞にも挑戦したが、ともに着外に敗れている。
2015年(平成27年)8月12日に行われたサラ系B7組において11歳にして14勝目を上げた。
2018年(平成30年)4月19日のレースで他の馬が蹴り上げた石が右目に入り失明の危機に陥る。しかし治療により失明を回避し、約7か月後にはレースに復帰した。
17歳になった2021年(令和3年)12月22日に通算300戦を達成する。結果は12頭中10着。連敗記録は121連敗に更新された。
2022年(令和4年)9月27日、通算309戦目のレースに出走し8着となった。出走時点で18歳5か月17日であり、それまでクラベストダンサーが保持していた競走馬の日本最高齢出走記録(18歳5か月11日)を更新した。その後は出走するたびに自己の最高齢記録を更新した。
2023年(令和5年)11月15日、調教中の負傷により厩舎で休養していたが心不全により死亡した。通算成績は317戦14勝。最後の出走となったのは2023年4月10日で、この日は満19歳の誕生日であった。翌2024年9月20日付で地方競馬での競走馬登録も抹消された。
競走成績
- 以下の情報はNARおよびnetkeiba.comによる。
その他の活動
2022年(令和4年)8月1日には、蟹江警察署から一日警察馬を委嘱され、名古屋競馬場での防犯の呼びかけに参加している。
血統表
- 半兄にヨロコビノサイフ(1勝クラス)、半姉にマイネフォクシー(新春盃、サマーカップ、ゴールド争覇)がいる。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ

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